就職活動がなぜ必要か

ryunn
就職活動は辛いよね。そもそも何のために就活してるんだっけ
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お金を稼ぐためだよ。まあ究極的な目標は不自由のない人生を送るためだよね

就職活動ってなんのためにしてるんだっけ? 

この点を見直すために筆者は記事を書いた次第です。就職した方も、現時点で就職活動を頑張っている方もお金について一緒に考えて頂くと嬉しいかなと思います。

なぜ就職活動するのか

筆者も企業に勤め始めてやっと3年目というところです。朝起きて会社行きたくないと思いながら出社して仕事をしています。

”何のために働くのか”を考えるとやはり根幹はお金です。お金を稼ぐために働いています。お金を稼ぐ目的は生活を営んでいくためです。

つまり仕事は生活を営むための”手段”に過ぎません。われわれの人生を輝かせるためのツールの一つなのです!

仕事 が趣味なんて滅相もない

毎日夜遅くまで働いて帰ってきて、ごはんを食べて寝るだけ。

こんな生活に陥っているサラリーマンって多いです。でも仕事は人生を彩るためのツール。仕事自体が生きる目的になってはダメなのです

しかし仕事に膨大な時間が持っていかれるのも事実です。

それなら自分の好きなことを仕事に出来たら最高です。ただ、みんなが好きなことを仕事に出来るわけがありません。

大半の人は”お金を稼ぐ手段”と割り切って従事しています。そもそも”やりたい仕事”を即答できる人がどれだけいるでしょうか。

バイトを含めて人生で数個の仕事を経験しただけなのに、そのうちの一つが”自分に合ってる”なんて断言できないでしょう。

サラリーマンは奴隷と同義(筆者も含む)

ライブドアで有名な堀江さんが「サラリーマンは現代の奴隷階級」という言葉を仰っていて、的を射ていると感じています。

労働力として毎月決まった賃金でサラリーマンを働かせ、残業などで沢山働いたものには少し多めのインセンティブを渡す。

まさに中世の奴隷制度とそっくりです

副業禁止を考えた経営者は天才

サラリーマンたちを辞めさせないためには「生かさず殺さず」生活できるくらいの賃金を渡す必要があります。賃金が多いと余った金で起業など良からぬことを考えるし、少ないと不満が募って辞めてしまう。

簡単には離反させない予防線として「副業禁止」の整備は必須です。サラリーマンが収入源を「会社だけに依存」する状態を作るのが肝心な点ですね。

心地よい環境を提供すればサラリーマンは満足するし、沢山の賃金を貰えると噂を聞きつけた求職者が殺到する。

つまりは東証一部上場しているような大企業のことですね 笑

人口ピラミッドから考える雇用

サラリーマンの人生が保証されなくなった理由は人口ピラミッド変化(富士山型 ⇒ ツボ型)が主な理由でしょう。

「平成27年(2015年)国勢調査(抽出速報集計)」(総務省統計局) (https://www.stat.go.jp/info/today/114.html)

上表は総務省統計局の資料です。高度経済成長期では若年層が多く、現在は当時の子供たちが歳をとって40代が一番多いです。

平均年齢が高い人間が集まるということは、人件費が馬鹿みたいに増えるということ。企業としてもクビを切りたくなるのは痛いほど分かります。

しかしリストラは有能な人が他社に引き抜かれて出ていき、無能な人がいつまでも窓際でしがみつこうとする現象が起きます。

人財という側面で会社は大きな痛手を負うことになります。麻薬のようなもので、一回リストラすると人財がいなくなることで業務が回らなくなり、余計なコスト増で何度もせざるを得なくなりがちです。

社会的信用も失うために企業としては出来る限り避けたい事項ではあります。

サラリーマンでは楽に暮らせない

残酷にも会社はサラリーマンの人生を保証しません。

またIoT化や人工知能の利用により効率化された現代社会では加速的にサラリーマンの職がなくなっています。

個人が出来る対応策を資産運用などを行って貯蓄を形成していくことが大事です。また新たなキャッシュポイントを副業で作り出すのも有効な手段といえます。

副業禁止はただの脅し

就業規則に副業禁止を盛り込んだ会社が多いです。この規則によって副業したくても出来ない人も多いかもしれません。

しかし副業が見つかったら即刻クビになるわけではありません。基本的には業務に差し支えなければ放置されることが多い印象です。

したがって副業禁止でもやってみる価値はあります。怒られたらそのときに考えましょう!

すべては幸せな人生の時間を過ごすためです!!

サラリーマンがお金を生み出すには

サラリーマンがお金を貯めるには副業で収入を増やすほかにも、無理をしない節約と投資が現実的です。具体的な方法は以下の記事をご覧ください。

また収入からは約2割の税金や保険料が天引きされます。いわゆる手取りというヤツです。

税金の内訳や内容を把握しておくと、ふるさと納税などの税制優遇措置を受ける際に便利です。また自身が払っている税制を知っておくと会話の引き出しが増える効果もありますよ。

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転機は突然訪れる

なぜ貯蓄や副業などをオススメするかというと、自分のやりたい仕事を出来るか分からないからです。

不当な仕事量・人間関係のもつれ・転勤など様々な環境が私たちを襲います。

筆者も配置転換などで会社から不利な(あるいは自分が嫌な)条件を付きつけられたらどう反応しようかと考えています。

数億円持っているなら笑顔で辞めるでしょう。ですが、残念ながらそんなお金はない。生きるためにはお金を得るために働き続けるしかないのです。

したがって筆者の社会人としての目標は働かずに済むだけの財をいち早く築くことです。それまでは地道にお金を稼ぐ必要があります。

だからといって耐えがたい労働環境に耐えろという話でもありません。労働環境はよりよく改善していく必要があります。

たくさん稼ぐ方法として長時間労働はダメ

私の職場には働くことしか趣味がなさそうな人が多くいます。

ずっと残って家に帰れば寝るだけの生活です。そんな人生のどこがおもしろいのでしょう。

長く働くことに美学を見出しているのかもしれませんが、残業したって目先の数万円の給料が増えるだけです。たかが数万円違うだけです。

「その数万円が死活問題」という声も聞こえてきそうですが……そういうひっ迫した家計状態にならないよう事前に手を打つことが必要です。

筆者の年収ベースにメーカーの年収を予測した記事を記載しておきます。学生の方は働き始めたら賃金がいくら得られるかを予想できると思います。

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労働で得られるお金は低下している

長時間労働では報われない理由が昨今の賃金低下です。

労働賃金は物価を考慮すると殆ど伸びず減っています。最近のアベノミクス自体が実質労働賃金を下げる政策なので当たり前でしょう。

毎年毎年「ベアがどうだと言って賃金が上がったぞ!」と春闘の中継が行われいてますね。

一見すると給料が上がったように見えますが、残念ながら物価はそれ以上に伸びています!! 

物価上昇率2%で訪れるのは実態の伴わないインフレ

アベノミクスで物価上昇率2%を目指しているのですから、給料も2%ずつ上がってやっとイーブンです。

すると新卒の月給は205000円ぐらいなので、一年後の求人募集は210000円になっているはず。

でも実際は大企業でも1000円とか2000円とかしか上がっていません。

つまり生活はどんどん苦しくなっています。これから少子化に伴う人口減によって税負担も重くなります。自分で金銭面をなんとかする以外に救いの道は残されていないようです。

お金のある人生にするには

財を早期に為すためには起業なり投資なりの行動が不可欠です。

他人が遊んでいる間に、黙々と理想の環境構築のためのアクティビティを進めましょう。具体的な方策については下記の記事に示しています。

上記の行動を積み重ねていくと何年後かに生活を助けてくれる最強の武器になっている可能性が高いです。

努力に対して適切な対価が払われないかもしれない恐怖と戦いながらも、日々の行動を積み重ねていくしかないです。

財テクとして「ふるさと納税」と「授業料免除」を記事にしています。とくに授業料免除は大学生にとって大きな恩恵があるのでさらっと見て頂くことをオススメします。

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