社会に出ると信じられない行動や言動をする人間と出会う機会が必ずあります。とくに仕事で出会ってしまうと、さあ大変。
ただ仕事が出来ないだけなら可愛いものですが、自分を棚に上げて人を批判するような看過できない行動をする人間だと、人間関係を保つのも嫌になります。
職場に絶対に一定数はいる嫌な人、ダメな人。この人間関係で悩みを抱えていた筆者が色々と試した結果、ストレスを貯めないようにやり過ごすことに効果があった方法を記述していきます。
正常な組織内では人間関係は円滑になりやすい
一般的に組織に馴染めない人間は自然に排斥されます。
いわゆる「知り合ったけど全く連絡しない」状態ですね。これによって自分が居心地がいいと感じるグループが出来上がっていきます。
居心地が良いのは自分と似た思考を持つ人々のグループです。だから自分の意見に対して、自分が想定できる範囲内の反応や回答が返ってきます。この円環の理が絶えず繰り返されることで良好な人間関係が構築されます。
職場は異常な人間関係に悩みやすい
さて居心地の悪い人間を排斥しにくい組織があります。それが保護者会、職場などの立場として所属せざるを得ない組織です。悲劇的な人間関係が生まれるパターンはマトモな組織に一粒だけイレギュラーな考えを持つ人間が混ざってしまった場合です。
マトモな組織の人間は良識があるので変に指摘することもしません。結果として、イレギュラーな言動や行動をする一粒がぬるま湯の中で妙な存在感を放つことになります。
誰も注意できず、かといって誰もよくは思っていない。とくにその人物と深く関わらざるを得ない人は人間関係で深刻に悩みを抱えることになります。
組織運営の妨げになる、つまりは業務に支障をきたす人員であればクビにすれば済む話です。しかし不幸なことに日本では簡単に解雇出来ません。
したがって余程の事件でも起きない限り、イレギュラーな存在を職場から排斥することは出来ません。自然淘汰されない異常な組織の中で人間関係がこじれて悪化し、様々な人が悩みを抱えることになります(筆者の職場です)
人間関係に翻弄される新入社員
さてイレギュラーな人間は高評価されないので下部階級に残り続けます。すると誰からも相手にされません。仕事も満足にしないので暇な彼らがどうするかというと、
新入社員が人間関係で悩みを抱えたときの対策
そういった人間とは関わるだけ時間の無駄で精神をすり減らします。それでも顔を見るやマウントを取って威張り散らしてくる。こういう人は救いようがありません。
人間関係で深刻に悩むあなたを、周りの社員は心の中で不憫に思っているでしょう。でも彼らも関わりたくないので声は上げないです。
こういう頭の悪い人間もいるんだ、という社会勉強をさせて貰っていると解釈して、何を言われても巨大な器で受け止めてあげましょう。
職場で顔をみた瞬間に理不尽な謎理論で怒鳴られた筆者のような人間もいるので
とくに学卒の大学生はイレギュラーな存在に耐性がありません。筆者は「世の中にはびっくりするほど馬鹿な人間もいるのだ」と再認識させられました。
人間関係の悩みを解決する方法
嫌われやすい人間は大抵が自分本位な人間です。自分の価値観でしか物事を捉えることが出来ないため、相手の気持ちや行動理由を推し量れません。そのため配慮のない言動や行動によって周囲に不快や不幸を振り撒きます。
そういった人間に対して、直してもらいたい点を面と向かって指摘することは完全なる逆効果です。
自分の考え方を根本的に否定されたら本人はどう思うでしょう。立場の弱い新入社員相手だから100%の確率で攻撃の手を強めてきます。
指摘して注意したい、という気持ちはとても分かります。筆者も何度もそう感じました。ただ、それをやってしまうと軋轢がさらに深まり、一触即発の雰囲気になってしまっては本末転倒です。
そこで筆者は出来るだけ人間関係の悩みを低減するために以下の対策を行い、今では悠々自適に会社生活を送っています。
対策① 適度に理論立てて相手に反論する

筆者は不条理だと感じたことには反論していました。この際に感情的になって反論してしまうと負けです。これは相手と同じ土俵に立ってしまうのですから当然です。
大事なのは「理論立てて、相手と同じ調子で自分の主張をすること」です。
相手がニコニコしながら嫌味を言ってきたら、自分もニコニコしながら理論武装した自分の反論を述べます。相手が批判する形で強めに言ってきたら、自分も少し喧嘩腰の語調で、理論武装した自分の反論を述べます。
大事なのは屈服せず、順序だてて自分の意見を貫くことです。彼らは動物なので相手が弱いと感じると捲し立ててきます。余裕をみせながら断固とした態度で対応するのが大切です。
筆者はキレて罵詈雑言を言いたい気持ちを抑えるのが大変でしたが、理論武装した反論を続けていると何故か好かれるようになってしまいました。
恐らく「真剣に意見を交わしてくれる貴重な存在」と認識されたのではないかと感じています。が、真偽のほどは定かではありません。
対策② ひたすら相手に感謝する
一日で初めて会ったときは必ず自分から挨拶しましょう。気持ちのいい挨拶は誰に取っても不快なものではありません。これだけでなぜか仲良くなれます。
最も大事なのは、話をした後にほんの僅かでもアドバイスや気づきを貰ったら「〇〇してくれて、ありがとうございます」と気持ちよく一言付け加えること。別に本心で思っていなくても構いません。
新入社員のときは色々なことを人から学ぶ機会があります。教えてあげて感謝されれば、教えた側も自然と気持ちよくなり、人間関係も知らぬ間に良くなっていくのです。
怒られたときこそ感謝は最強の効果を発揮する
感謝テクニックが効果絶大なシチュエーションがあります。
それは他人から行動を注意されたときです。
イラつく気持ちをグッと抑えて笑顔で「なるほど分かりました。ありがとうございます!」といって颯爽と去っていきましょう。
上手く場を切り抜ける方法にもなりますし、何より注意した側の心象が良いです。筆者も内心で「テメエふざんけんなよ」と思いながら、営業スマイルで感謝を捻りだしたときが何十回もあります。
このワザを食らった相手はあなたに対して下記のような印象を抱きます。
面倒な人物ほど実は思考回路は単純です。これを繰り返せば人間関係が改善するのは必然です。
人間関係の悩みはメンタルを鍛えるための教材
仕事内の人間関係では必ずみんな悩みを抱えると思います。そういうときは嫌いな人間に対応する際のチュートリアル教材だと思って接しましょう。
ときには深刻に悩むぐらい自分が傷つくときもあるかもしれません。しかし上記のテクニックを使っていれば、人間関係が良好になって絡まれなくなるときが来ます。筆者も知らぬ間に悩みは消えていました。
嫌いな人間を上手く克服すると自信が付きます。特に筆者のように誹謗中傷に打たれ慣れていない人にとっては、メンタルを鍛える絶好の教材だと思います。何を言われても動揺しないような鉄のメンタルを身に付けましょう。
人間関係の悩みでうつ病に掛かるなんてホント下らないです。精神を病む位なら、連絡なしに突如として姿を眩ませても問題ないです。人生のほうがよほど大切ですから
自分が思うように、好きなように生きていきましょう。