最終面接の結果が土日を挟む場合

最終面接の結果が土日にくることも

人事採用は3~4月のラッシュ時には土日もフルで出勤している場合があります。ちなみに筆者は土曜日に採用面接を受けたことがあります。

したがって木曜日や金曜日に受けた最終面接の結果が土日に掛かってくることもあります。合格の連絡が遅くなる理由として以下が考えられます。

  1. 他の就活生の面接で忙しく電話する余裕がない
  2. 合否のボーダーライン上にいて保留になっている
  3. 最終決定を下す重役が不在

最終的な採用決定は最終面接に出た数名の重役が結果を記入します。一般的には技術と人事の重役2~3人といったところです。彼らが×とか〇とかで就活生を評価付けして、上から何人採用するとかです。

即日や翌日に連絡が来ることが多いですが、とくに2番の理由の場合は4~5日掛かることもしばしばあります。就活後期で採用枠が埋まっていたりすると、その傾向が強くなります。

土日や祝日は最終面接結果が来ないことも多い

土日や祝日は休日出勤になりますので、よほど大変な事態でなければ出勤しません。大企業ほど休日出勤の取り扱いにうるさく、総務にわざわざ書類を提出しなければならない企業も多いです。

企業の採用面接が日程感どおりに順調に進んでいれば休日での対応はしないと思います。そわそわする気持ちは十分に分かりますが、切り替えて他の企業への面接対策を行いましょう。

もし悪い結果だったとしても、最終面接まで来たということは、あなたには企業が欲しがる魅力がある証拠です。

最終面接結果が一週間以内になければ望みは薄い

ラッシュ時期になると毎日数人の学生に対して最終面接を行います。したがって数日経てば「最終面接結果待ち」の学生が増えるので時間が経つほど望みが薄くなります。

一週間も連絡がこなければ気持ちを他の企業に切り替えましょう

稀にですが、2週間後とかに内定の連絡が来ることがあります。

筆者の友人は最終面接の二週間後に有名化学企業から電話連絡が来て、「もし他社に内定していないなら内定を出したい」と言われました

大企業ほど最終面接結果の保留が多い

大企業では採用人数が数十~数百人に登ります。たとえば就活終盤で全体の2%が内定辞退を行ったとしたら、5~10人を追加で採用せねばならなくなります。中小企業なら1人とかなんですがね。

急にその人数を確保するとなると、内定受理率が50%程度としても20人くらいの就活生に内定を追加で出す必要があります。これが最終面接の2週間後に内定連絡が来るカラクリの正体です。

内定辞退に対応するため、大企業ほど最終面接後に合否を告げずに保留する行動に出ます。いわゆるサイレントお祈りというヤツです。詳しい説明は下記の記事で行っていますので、よろしければお読みください。

関連記事

ここ数年でツイッター上に何度かサイレントお祈りについて議論している様子を見たことがあるため記事にします。サイレントお祈りは就活をしていると必ず出会います。 相手には礼儀や時間を要求するわりに、企業自身が学生に対して失礼な態度を取るの[…]

また本ブログでは化学系メーカーだけでなく、エントリーシートの書き方や面接対策などの就活全般に対する知見を公開しております。

関連記事

就活インターンシップを攻略する 就活の前哨戦といわれるインターンシップは大小様々な企業が実施しています。6月ごろの夏季と12月ごろの冬季に分かれており、実施目的は2つです。 有望な学生を早期に囲い込みたい企業としての社会貢献 […]

就職までの面接フローのイメージ図
就活豆知識をチェック!